2010年 01月 15日
Osogbo(オショボ)の森
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(画像:wikipedia「オシュン=オショグボの聖なる木立」より)
Osogbo。
ナイジェリア南西部のオスン(オシュン)州のオショボ(オショグボ)市。
ここにあるオショボの森は2005年に世界遺産になっている。
Twins Seven Seven は、オショボで開かれたワークショップで
制作方法を学んだそうです。
このワークショップは1960年代にヨーロッパ人が主催したもので、
イバダン大学で教鞭を取っていたドイツ出身の Ulli Beier と
その最初の妻で美術家のオーストリア人 Susanne Wenger、
後の妻で美術家のイギリス人 Georgina らが運営。
ヨルバ文化に感銘を受けた彼らは、
地元の人たちが集まって文学・詩・美術等を制作し発表するための
サロンのようなものを開いていたそう。
今でも、ヨルバ神話にまつわるアート活動の場になっている。
Ulli & Georginaは後にナイジェリアを去りますが、
Suzanne Wenger は94歳で亡くなるまでオショボに住む。
オショボの森は、ヨルバ神話に登場する女神オスンの住処として
かつて信仰されていたそうですが、一時衰退。
それを Wenger が地元芸術家らと社(やしろ)等を再興。
(画像:african art antiques shopより)
gidanaishaさんが、ちょうど年始にオショボへ行ったそうで
そのことがブログに載っているのでぜひご覧下さい。
ほんとにもののけの森にコダマがいるみたい。
岡本太郎の作品なんかもありそうですね。
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wiki:オシュン=オショグボの聖なる木立
wiki:Ulli Beier
culturebase.net:Georgina Beier
african art antiques shop:Susanne Wenger
by qedo
| 2010-01-15 02:03
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