2011年 07月 24日
Ngozi Okonjo-Iweala。
2011年7月にナイジェリアの財務大臣に就任。
1954年生まれ、ナイジェリアのデルタ州出身。
ハーバード大卒、MIT(マサチューセッツ工科大)で 地域開発学の博士号取得。
その後は、
→世界銀行
→オバサンジョ大統領政権下で財務大臣、外務大臣(2003-2006)
→再び世界銀行、専務理事(2007-2011)
→ジョナサン大統領就任で、再び財務大臣(2011.7-)
と、すごい経歴。
2005年、パリ・クラブ(主要債権国会議)で、
公債300億ドルのうち60%をカットさせた立役者。
(日本もこれを受けて、約2400億円の債務の半分以上を免除)
また、自国債務を市場で安く買い戻しにも成功。
最近は外資投入を促している。
オバサンジョ大統領の政権時に彼と対立し、辞任したのだけど
彼が多額の電気予算を使い込んだことを、
海外のメディアを使って糾弾・追及した人物でもあるそう。
ちなみに、彼女の給料は他の大臣よりも断然に高く、過去に問題になっている。
でも、これだけ結果を出しているなら
国のお金を使い込むような大臣より、はるかにましだと思う・・。
今回、再び財務大臣に就任し、
公共事業について各大臣は彼女のOKをもらわないと
お金が出ないようになっているらしい。
こんな人がいるのですね。
頑張って欲しい。
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参考
wiki:Ngozi Okonjo-Iweala
外務省:ナイジェリア連邦共和国に対する債務救済措置について
外務省:ODA国別データブック ナイジェリア(2010年)
Club de Paris
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by qedo
| 2011-07-24 02:49
| day by day